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再度の緊急アピール

再度の緊急アピール

 私たちは「特定秘密保護法案」に断固反対します。

私たちは「秘密保護法案」に断固反対します。
11月26日、多くの国民の不安や反対を無視し、与党と一部野党のすり寄り勢力が「秘密保護法案」を特別委員会、衆院本会議ともに強行採決し参議院に送付されました。しかも前日に行われた福島での「地方公聴会」の翌日という、アリバイ作りにもならない欺瞞に満ちた反民主主義的暴挙と言わざるを得ません。新劇の歴史は戦前のあの暗黒政治との対決の歴史でもありました。侵略戦争反対を掲げたがために、戦争遂行のための「治安維持法」により多くの演劇人は検挙、投獄、表現の自由を奪われ果ては劇団の強制解散へと弾圧は拡大していったのです。現代の治安維持法と言ってもいい今回の「秘密保護法案」は必ず拡大解釈により、あらゆる国民の民主主義的諸権利を制限し始め、戦争への道へと進みます。歴史がそれを教えてくれています。人間にとって最も大切な思想信条の自由、結社・表現の自由、そして平和を守る立場からも絶対に許してはならない法案です。平和と自由あっての演劇文化の発展であり、国民が演劇文化を鑑賞する楽しみの充実があります。それらに真っ向から対立する暴挙に断固反対し、廃案になるまでその意思を強く持ち続けます。ここに連名で再度、その意思を表明するものです。

2013年11月27日

【第一次分】

劇団 1980
代表・柴田義之
ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズ
代表・土屋由美
劇団うりんこ
代表・原田邦英
劇団NLT
代表・川端槇二
演劇実験室紅王国
代表・野中友博
演劇集団円
代表・橋爪功
オペラシアターこんにゃく座
代表・萩京子
劇団風の子
協議会議長・金田拓
関西芸術座
代表・門田裕
劇団京芸
代表・藤沢薫
こまつ座
代表・井上麻矢
劇団昴
杉本了三
秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場
代表・福島明夫
前進座
劇団チャリT企画
代表・楢原拓
テアトル・エコー
代表・熊倉一雄
劇団東演
代表・山田珠眞子
東京演劇アンサンブル
代表・入江洋佑、志賀澤子
東京芸術座
代表・北原章彦
劇団銅鑼
代表・佐藤文雄
日本劇作家協会
会長・坂手洋二
俳優座
代表・岩崎加根子
Pカンパニー
代表・林次樹
人形劇団プーク
代表・渡辺真知子
文学座
代表・加藤武
劇団文化座
代表・佐々木愛
劇団HOTSKY
代表・釘本光
劇団民藝
代表・奈良岡朋子
無名塾
代表・仲代達矢
ラ・カンパニーアン
代表・西山水木
( 五十音順 )